
ディスカバリーワークショップ
とは?
~システム導入前に「価値」を試算~

「プロセスマイニングは自社に合うのか?」「導入したら、どれくらいの効果が見込めるのだろう?」
Celonis ディスカバリーワークショップは、具体的な改善効果(バリュー)のポテンシャルを把握したいというご希望に応えるプログラムです。
実際のシステム導入やデータ接続は一切行わず、お客様との対話(ヒアリング)を中心に、ご提供いただく情報と弊社の知見を用いて、Celonis活用による改善効果を「机の上で」試算・検証(シミュレーション)します。
このディスカバリーワークショップにご参加いただくにあたり、システムへのアクセス権限などは基本的に不要です。
お客様にご提供いただきたいのは、日々の業務内容や感じている課題に関する「生きた情報」です。
複数回のディスカッションを通じて、弊社コンサルタントが改善の可能性を探り、レポートにまとめていきます。

ディスカバリーワークショップで
わかること(ゴールと成果物)
対話と机上シミュレーションを通じて、Celonis導入検討に必要な情報が明確になります。
● Workshop Goals
ワークショップのゴール
現状課題の整理

ヒアリングを通じ、改善すべき課題を明確にします
Celonis適用領域の特定

最も効果が期待できそうな業務プロセス候補を絞り込みます。
期待効果の「机上試算」

候補プロセスにおけるROI(投資対効果)を試算します。
実現可能性の初期評価

データ有無の見込みや体制面から実現性を評価します。
改善テーマの優先順位付け

試算結果と実現性から、取り組むべきテーマの優先度を決定します。
● Specific deliverables
得られる具体的な成果物(導入判断の材料)


戦略的目標とCelonis活用の整合性
企業の戦略目標達成に向け、Celonisをどの業務領域で活用するのが最も効果的か、その整合性を評価・明確化します。


対象プロセスの優先順位付け
複数の改善対象プロセス候補の中から、想定される効果や実現可能性を評価し、取り組むべきテーマの優先順位を決定します。


ユースケースと指標の定義
優先度の高いプロセスに対し、具体的なCelonisの活用方法(ユースケース)と、導入効果を測るための評価指標(KPI)を定義します。

ワークショップの進め方
お客様との対話を重視し、約1ヶ月間で4~5回のセッション(各回約2時間程度)を基本に、柔軟に進めます。
1.お客様の戦略・課題・現況の理解
企業目標との整合性を確認し、組織の準備状況を分析して、最も関連性の高い改善機会に集中します。
- 戦略目標とCelonis活用の整合性検証
- システム概況と課題の理解
- プロジェクト体制とゴール設定

2.対象プロセス候補とインパクトの机上検証
同業種の他社事例を紹介しながら業務課題を洗い出し、改善効果の机上試算を行います。
- 対象プロセスの選定と評価
- 業務課題とユースケース整理
- 改善価値の仮説立て

3.アウトプット(成果物)としての対象プロセス候補と優先順位の提示
各プロセスの価値・実現性を評価し、優先順位付けしたロードマップを提案します。
- 戦略的目標とCelonis活用の整合性
- 対象プロセスの優先順位付け
- ユースケースと指標の定義

● Process Selection and Prioritization Evaluation Criteria
プロセス選定と優先順位付けの評価軸
正しいプロセス選びのポイント
- 財務上の関連性が高いビジネスのコアプロセスか?
- データに3つの要素が揃っているか?(ID、アクティビティ、タイムスタンプ)
- 十分な頻度で実行されているプロセスか?
- 業務を分析する有識者は参画できるか?
改善機会の優先順位付け インパクトと労力の2軸で評価
- 全体的な戦略目標に対する影響
- 金銭的な影響
- 定性的なインパクト(顧客満足度など)
- 成功に必要な行動
- 関係するステークホルダー

よくあるご質問
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ワークショップでシステム導入やデータ接続は必要ですか?
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いいえ、必要ありません。本ワークショップは、お客様との対話と弊社による机上分析・試算が中心です。システムへのアクセスやデータ連携作業は一切発生しません。
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詳細なデータや大量の資料を準備する必要はありますか?
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一定程度のデータや資料をご提供いただく必要はありますが、業務の概要や課題感、などについてお話を伺うことが中心です。詳細なデータがあれば、弊社の知見や事例を基に正確な試算を提示することが出来ますが、内容についてはご相談しながら進めることが可能です。
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費用について教えてください。
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本ワークショップは、本格導入に向けた重要なステップと位置づけております。
内容によっては費用が発生する場合がありますので、ご相談ください。
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ワークショップでシステム導入やデータ接続は必要ですか?
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必要ありません。あくまで導入効果を試算し、お客様が導入を判断するための客観的な情報をご提供する場です。